ワーキングマザーは気負わず1
専業主婦がいいのか、それとも共働きでやっていくのか。どうやら世代で差があるようです。
「結婚しても働こう。出産しても働こう」
と叫んでいる(ほどでもないが)私の側で、勤続二十五年の公務員女性がしみじみと言う。
「松尾さんは、何年生まれ?」
「花の二十六年生まれ(まだ若い!)」
「そう。共働き世代の最後ね(何?)。私は、十年生まれ。
戦後の民主教育を受けたためか、女も働くことが当然だと、二十五年間共働きを続けてきたけど……今年二十歳になる娘は、『結婚したら、家庭に入る』と言うのよ。
育て方が悪かったのかな」
これを聞いていた昭和三十年生まれの小学校の先生をしている女性。
「そうなのよ。
私は、大学時代から女性史研究会に入ったりしていたから、女も働くのは当然と思っていたの。