社会性と道徳性
家庭や学校は地域社会に属しているように、ある特定の集団はより大きな社会集団に含まれています。
「反社会的」とよばれるように、彼らの集団は上位の集団の安全を脅かし、その機能を妨害するものです。
個々の集団のメンバーの社会性は、より高次の社会集団の中でも適応するものでなければならないのです。
社会性の見方も、より高次の社会集団まで適用できるものでなければなりません。
非行集団の社会性を「社会性がある」とは言わないように、私たちは「社会性」という言葉に、暗黙のうちに向社会的な意味を持たせています。
他者の立場を尊重し、他者の利益を考慮し・・・
自分と他者の利益ばかりか、上位の社会集団の機能をも高めるように行動できることが社会性の発達であると考えているのです。
しかし、社会性は自然と向社会的な方向に発達していくものではありません。